2008/07/30

本人のエッセイは出典になりえるか

ソース:吉田戦車日記 2008年07月15日 04時13分23秒 ウィキペディア

漫画家吉田戦車氏がウィキペディア上の自分に関する項目について、日記で触れている。

その中の、「本人がエッセイに書いてるからって、信じて引用していいのか?」という一言は痛烈。「信頼できる情報源」とは何か、ウィキペディアにはどんな事を書くべきか、それぞれ一度ゆっくり考えた方がよさそうです。まあ「信頼できる」と思うから出典としているのだし、書くべきだと信じるから書いているわけで、自分で軌道修正するのは不可能かもしれませんが。

中国政府によるネット規制続く

五輪期間中「解除」も、中国まだネット規制続ける - YOMIURI Online

オリンピックで国外からの記者などが多数訪れている中国だが、ウィキペディアの特定の項目が閲覧できないなど、相変わらず情報規制が続いているそうだ。

2008/07/29

たまごについて誰よりも詳しくなれるケータイ検索サービス JLogos

ウィキペディアとは違うケータイ辞書・事典の横断検索サービス「JLogos」YOMIURI Online(制作者へのインタビュー)

辞書・事典に関するものがリリースされると、何かとウィキペディアが引き合いにだされる。つまりウィキペディアはこの分野のスタンダードとなっているわけだ。筆者がウィキペディアに参加し始めた2004年から思えば、これはなかなかちょっとすごい。しかし、ネイチャーによる比較があったりして、信頼性のお墨付きをもらったりした英語版と、そうでない日本語版が混同されて持ち上げられているところもあったりするので注意だ。また、辞書としてウィクショナリーが引き合いにだされないのは何とかして行きたいところ。

ともあれ、ケータイで辞書や事典が引けるサービス JLogos が始まったそうだ。「たまごについて誰よりも詳しくなれる」はインタビュー記事を参照のこと。

Wikipedia vs. Knol の記事続く

メディアはしばらく Wikipedia vs. Knol でのりのりのご様子。中にはウィキペディアではなく About.com と比較しているものもあり、なるほどと思うところもある。⇒[J-Cast]

それからウィキメディア内のメーリングリスト経由だが、Knol の一部では Wikipedia からの違法コピーが行われているそうだ。ウィキペディアは GFDL というライセンスに従えば商用利用を含めてコンテンツの複製が可能だが、単なる無断コピーは当然著作権侵害となる。ウィキペディアでも外部コンテンツのコピーによる著作権侵害には手を焼いているが、Knol はどのように対処するだろうか。⇒ [Foundation-l] 2008-07-28

 英語版ウィキペディアの記事日本語版ウィキペディアの記事


【情報リンク】
-TechCrunch GoogleによるKnolは、収益化を目指すWikipedia Jason Kincaid (翻訳:Maeda, H)
-CNET News.com グーグル、Wikipedia対抗のオンライン百科事典「Knol」を一般公開 文:Elinor Mills(CNET News.com)翻訳校正:湯木進悟 2008/07/24 06:56, original
-ITmediaGoogle版Wikipedia「Knol」が一般公開 2008年07月24日
-@IT 執筆者重視で“知識片”を集積 グーグル版Wikipedia? 「Knol」とWikipediaの違い 2008/07/24
-Yahooニュース グーグル、Wikipedia対抗の知識共有サイト「Knol」を一般公開 7月24日14時25分配信 Computerworld.jp
-InternetWatch Googleの実名百科事典サイト「Knol」、一般からの執筆を受付開始( 青木大我 )2008/07/24 11:44
-マイコミ Google、知識共有プロジェクト「Knol」を一般公開 2008/07/24 Yoichi Yamashita
-J-CAST グーグルが始めた百科事典「Knol」の正体を読み解く2008/7/25
-AFP グーグルの「Knol」開始、ウィキペディアに迫れるか  2008年07月27日 21:57 発信地:サンフランシスコ/米国
-ITmedia Weekly Memo:メディアが変わる!? ―― Google版Wikipedia「Knol」の衝撃 松岡功 2008年07月28日 07時03分 2

2008/07/24

Googleによるコミュニティ依存型データベースknol

グーグル版Wikipedia? 「Knol」とWikipediaの違い - @IT
GoogleによるKnolは、収益化を目指すWikipedia - TechCrunch

2007年の12月から試行が始まっていた Knol が一般公開された。コミュニティによって作られるデータベースということで、メディアはこぞってウィキペディアとの比較を行っている。Google というビッグネームにより作られているところが注目を集める所以だろう。

詳細:knol, オフィシャルブログでのアナウンスメント

2008/07/22

ウィキメディア財団理事長の交替

ソース:毎日新聞/CNET Japan

財団理事長が Anthere から Snow に代わったことが取り上げられている。

メモ:最近メディアにでるウィキメディア関連の話題は、次世代ウィキスキャナーとドイツ語版ウィキペディアでテストされている approved revision だ。

平成20年12月より新非営利法人制度施行

ソース:SciCom News No.251 2008年7月21日号

平成20年12月より新非営利法人制度として、「一般社団法人」と「一般財団法人」が始まる。社員が2人以上からと、これまでの NPO 法人よりも設立要件が簡易になった。ウィキメディア日本支部は現実味を帯びていない状態だが、講演等の経理を伴うイベントを行うのであれば法人化が必要であり、我々にとっては朗報と言えるだろう。

詳細:民事局NEWS

2008/07/19

WikiLook -- ポップアップでウィクショナリーの項目を表示する Firefox addon

ソース:WebWorker Daily

ポップアップでウィクショナリーの項目を表示するアドオン WikiLook の 1.3.2 がリリースされた。シフトキーを押しながら単語を選択し、そこにポインタをおいて少し待つと英語版ウィクショナリーの項目が表示される。英語版には日本語の項目もあるが、文章中の日本語の単語を選択してもどうも単語選択の判断がうまくいってないようで表示できない。

詳細:WikiLook, MozDev - WikiLook

フラグ版についての反応

ソース:The Industry Standard, Tech Blorge, AppScout, WebProNews, Mashable

先日拾った NYTimes bits の記事にあったチェック済フラグ (approval system) について、いろいろ記事がある。元は [[m:Category:Article validation]] あたりを読めば良いだろうか。Wikimania2008 でもプレゼンがあったはず。

ウィキスキャナーの作者が新たなツールを開発

ソース:WIRED blog

日米、さまざまな官公庁や企業からウィキペディアの匿名編集がなされていたことを白日の下にさらして話題となったウィキスキャナー、その作者である Virgil Griffith がニューヨークで行われている HOPE (Hackers on Planet Earth) において、新たなツールスイートをリリースすることを明らかにした。スイートのなかにウィキスキャナーのアップグレード版が含まれるようだ。ツールや文書は後日 WikiWatcher.com で公開されると言う。

英語ニュースからいくつか

ソース:Newyork Times Bits
ニューヨークタイムズがWikimania2008について取り上げている。今年の開催地はエジプトのアレクサンドリア。

ソース:Newyork Times Bits
こちらは特定版にフラグをたてて認定するシステムについての記事。例えば秀逸な記事に選ばれた版を特定することができる。信頼性の確保は大事だ。

ソース:TheChronicleHerald
カナダのハリファックス市が自前のウィキを MediaWiki で公開・解放した。その名も Wikifax。以前から MediaWiki を動かしていたそうだが、このたび自由編集に切り替えたようだ。

ソース:MacNN
ウィキペディアを読み上げるソフト Speakapedia が発売される。

Web検索サービスpopInのiPhone版登場

ソース:BB watch

Web検索サービスpopInのiPhone版が登場した。poplnは7/14からウィキペディアを検索対象にできるようになっている。

参照:popIn公式サイト

2008/07/18

『グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?—Web2.0によって世界を狂わすシリコンバレーのユートピアンたち』明日発売

ソース:VFリリース

『グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?
—Web2.0によって世界を狂わすシリコンバレーのユートピアンたち』
アンドリュー・キーン (著)
田中 じゅん (翻訳)

参照:Amazon.co.jp

まあ、批判があるのは健全的だろう。

シャープ、auのW62SHにも「スマートリンク辞書」

ソース:ケータイWatch

au の W62SH にも「スマートリンク辞書」がついている。明鏡モバイル国語辞典とジーニアスモバイルの英和辞典と和英辞典の制限版(容量削減のため)を内蔵する他、ネット辞書としてこれらのフル版、ウィキペディアが使える。辞書の種類は今後も増やしていく予定だそうだ。なお、これらの辞書機能はメールなどとリンクしており、シームレスに使える。

はてなキーワードページでWikipedia

ソース:はてなダイアリー日記

2008-07-15 はてなキーワードページでWikipediaでの説明が読めるようになりました

ニコニ・コモンズ——二次利用を念頭に置いたニコニコ動画の独自ライセンス

ソース:CNET Japan

07/15 ニコニコ動画を運営するニワンゴが、同サイトに投稿された素材の二次利用を容易にするためのライセンスを発表した。詳細はニコニコ動画内「ニコニ・コモンズについて」を参照。

2008/07/17

ウィキペディア革命 ―― そこで何が起きているのか? ――

ピエール・グルデン,フロランス・オクリ,ベアトリス・ロマン・アマ,
デルフィーヌ・スーラ,タシロ・フォン・ドロステ・ツー・ユルショフ
木村 忠正 解説、佐々木 勉 訳

# 出版社: 岩波書店 (2008/7/25)
# ISBN-10: 4000222058
# ISBN-13: 978-4000222051
# 発売日: 2008/7/25

ソース:岩波書店, Amazon.co.jp

2008/07/14

Gene Wiki (2)

ソース:The Rockey Mountain News

先日取り上げた Gene Wiki について、The Rockey Mountain News にジンボ・ウェールズのコメントが載っていたので紹介しておく。

「学術関係者がこのように組織的にウィキペディアに参加してくれることはとてもエキサイティングだ。他の分野でも参加を促すことになるだろう。我々のボランティアでこのような取り組みをサポートする委員会を作れないか頼んでいるところだ」The Rockey Mountain Newsより意訳。

また専門家によるウィキペディア様プロジェクトとして Citizendium があるが、Gene Wiki を立ち上げた科学者たちはウィキペディアを選んだ理由として「ウィキペディアは非常に有名で、ボランティア達によって速やかに間違いが訂正される」ことを挙げている。

2008/07/13

Wiki 定期リサーチ (8)

ソース:japan.internet.com

インターネットコムと goo リサーチが行っている Wiki 定期リサーチの第8回目の結果が7/11のjapan.internet.comに掲載されている。ウィキペディアの認知度は83%、5月からほぼ横ばい。

米議員候補陣営が英語版ウィキペディアの候補者項目を編集

ソース:themorningcall.com, PoliticarPA

共和党議員候補 Marina Kats の陣営が [[w:en:Marina Kats]] を、より promotional に改変し、管理者による削除等、一悶着あったようだ。

米科学者が英語版ウィキペディアでゲノム記述プロジェクト

ソース:PLoS Biology, ITnews, スラッシュドット

米サンディエゴの科学者たちが英語版ウィキペディアで遺伝子について記述するプロジェクト Gene Wiki を開始した。これについての論文は PLoS Biology に投稿されており、誰でも閲覧できる。自前でウィキをもつプロジェクトはこれまでにもあったが、ウィキペディア内に作成する例としては始めてか。ウィキペディアの long tail な性質を生かし、NIH が作成する Entrez などとは違う面から総合的なデータベースを目指す。

2008/07/12

アルクがオンライン書斎「マイスタジオ」を開始、英辞郎の他、ウィキペディアも検索の対象に

ソース:英語教育ニュース

アルクが同社のコミュニティーサイトでオンライン書斎「マイスタジオ」を開始した。利用には登録が必要(無料)。検索にはデフォルトで英辞郎の他、グーグルとウィキペディア(英語版、日本語版)がならぶ。

2008/07/10

「教科書の写真に落書き」をウェブで—教科書.net

ソース:Techinsight Japan

多くの人が教科書の顔写真に落書きをして来たに違いない。
株式会社マリーチがウェブ上で同様のサービスを始めた。
教科書.net(現時点では403 Over Quota)

その参照先がウィキペディアとなっている。

2008/07/09

予告.in通報の効力

ソース:ITmedia News

ネットでの犯行予告が流行っている(?)が、「予告.in」通報で未然に防がれているケースがあるそうだ。

ウィキペディア上でのものはどう対応すべきだろうか。

Websterに新語追加

ソース:CNet Japan

Merriam-Webster Collegiate Dictionaryの最新版に追加された語彙にはITやサブカルチャー用語が多く含まれるようだ。

2008/07/06

ソフトバンク923SHにウィキペディアと連動する「スマートリンク辞書」搭載

ソース:産業ニュース, asahi.com

ソフトバンクモバイルの2008年夏モデル 923SH にウィキペディアと連動する「スマートリンク辞書」が搭載された。Yahoo!地図と並んで専用ボタンが用意され、ウリの一つとなっている。

しかし、ちょっと待ってもらいたい。ウィキペディアは「辞書」じゃなくて「事典」なんです :X

goo Wikipedia自然文検索

ソース:ITmedia News

ウィキペディアの検索サービスを行っていた goo が、話し言葉で質問を入力できる自然文検索を2008-06-30から開始した。「標高が8500メートル以上の山は?」といった質問が可能。ただし用意された質問には正しく答えるが、新たな質問に対する回答の精度は現時点では低い。

それにしてもgooがフィーチャーしているウィキペディア検索のカテゴリが、女性タレント、男性タレント、アニメ作品、ゲーム、テレビドラマの5本だてというところに、複雑な感を覚えます。

SBIウィキペディア検索サービス

ソース:SBI Wikipediaブログ

2008-06-11よりSBI Roboウィキペディア検索サービスを開始。flickrなどの画像を自動検索し同時に表示することが特徴。

中国政府による中国語版ウィキペディアのブロックが解除

ソース: English Wikinews, Wikinews Reports

中国政府によって中国国内から中国語版ウィキペディアへのアクセスが遮断されていたが、7月3日、部分的に解除されたとのこと。しかし、どうやら部分的な解除であり、北京や上海からはアクセスできない利用者がいる模様。

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